生活の知恵

節約!牛乳パック活用法

牛乳パックありますか

牛乳パックは多くの家庭でゴミとして捨てている事が多いかと思います。
または、資源ごみとして、洗って開いてリサイクルに出す家も多いでしょう。
どちらにしてもゴミとして捨てるくらい、身の回りにあることが多い物です。
そんな牛乳パック、実はいろいろな使い方が可能なんです。
意外に知られていない牛乳パックの活用法を紹介します。

活用ポイント「耐久性」

牛乳パックは、紙製なのですが、牛乳が漏れてこないですよね。
当たり前といえば当たり前のことなのですが、これは、紙の表面がポリエチレンでコーティングされているからです。
コーティングされていることで防水性もアップするのですが、それと同時にパックの強度も強化されています。
その強度を利用して、椅子を作る事が出来ます。
洗って乾燥させた牛乳パックに、古新聞などを詰め込んで、牛乳パックの上の部分(パックの胴体部分と三角部分の境目部分)まで、4辺切込みを入れます。
切れ込み部分を折りたたんでテープで止め、直方体にします。
同じ大きさの直方体が何本も出来るので、それを好きな形に組み立てて、テープで止めると、実際に座れるしっかりとした椅子が出来ます。
ソファー型にしたり、スツールのように真四角にしたり、六角形にしたりなど、本数を集めればいろいろな形にすることができます。
外側にレジャーシートを張ったり、布を張ることで見た目や耐久性もさらにアップします。
小学生の夏休みの工作などにぴったりの面白い作品が出来ます。

活用ポイント大きさが同じ

椅子作成でもそうなのですが、牛乳パックは、ほぼ同じ形をしているので、組み立てて何かを作る事や、重ねて何かを作るのに向いています。
椅子作りは、最低でも10本ほどは牛乳パックが必要になりますが、そこまでたくさんの牛乳パックを集めなくても作品を作る事ができます。
立てた状態で好きな高さにカットすると、キューブ型になりますので、いくつか組み合わせると仕切りのある小物入れのように使用することが出来ます。
また、引き出しやカゴなどに入れることで仕切りとして使うことも出きます。

横に置いた状態で半分に切ると、細長い物のケースにちょうどいい形になります。
スプーンやフォークなど、引き出しやカトラリーケース内でごちゃごちゃになりやすい物の整理に使えます。
同じ大きさなので重ねて使えるのが良いですね。

外側に布を張ると見た目もかわいらしくなりますし、耐久性もアップします。

活用ポイント衛生的

牛乳パックは、食品の包装容器ですので、衛生的にできています。
そこをいかした再利用方法として、型として使うことができます。

パウンドケーキやミートローフの焼き型としての再利用です。
パウンドケーキやミートローフの型は洗いづらいので、使い捨て出来る牛乳パックを型として使用するのは便利です。
洗って乾かした牛乳パックを、横にして一面を切って外します。
牛乳パックの注ぎ口部分は開いてたたみ、ホッチキスなどで止めて直方体にします。
内側にアルミホイルを敷いて、さらにクッキングシートを敷くと、焼いたときにくっつかないので使いやすいです。

また、氷の型としても使えます。
キャンプや、かき氷を作るときなど大きな氷がいる時に便利です。
洗って乾かした牛乳パックに水を入れて、冷凍庫で立てた状態で凍らせます。
開け口を開くと中からつるりと氷が出てきます。
約1リットル分の大きな氷ですので、キャンプやBBQの際の保冷用にぴったりです。

他にもホームパーティなどに見栄えのいい、ケーキ風押し寿司の型に使うのもおすすめです。
洗って乾かした牛乳パックを横にした状態で一面を切って、中にラップを敷きます。
その中に酢飯を入れ、スモークサーモンなどをのせ、また酢飯をかぶせます。
その上に、錦糸玉子やいくらなど好きな具材をトッピングすれば、切り分けて食べられるケーキ型押し寿司の完成です。

牛乳パックで家庭菜園

牛乳パックの耐水性を利用して、家庭菜園用プランターとして使用することも出来ます。
横に寝せた状態で一面を切って、中に土を入れて使います。
注ぎ口はホッチキスでしっかりと止め、一面を切るときは、上部面の縁から1cm内側を切ると土がこぼれにくいです。
また排水用の穴は底ではなく側面の下方に作りましょう。
育てる作物は根を横に伸ばす葉物野菜が向いています。
具体的にはレタスやシソなどが良いでしょう。

ふだん何気なく捨てたり、資源ごみにしている牛乳パック、実はいろいろ使えるんです。
ぜひ、試してみてください。

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